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カッパーナイタイワイヤーOrmco

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最適な歯の移動力

カッパーナイタイはニッケル、チタン、銅、クロムでできています。ニッケル チタンに銅を加えることでワイヤーが温度によって再活性する特性を高めました。そのため術者は継続的な歯の移動のために適切な力を得ることができます。オームコには27℃、35℃、40℃の正確で一定した変態温度を持つ3種類のカッパーナイタイがあります。変態温度が高いほどワイヤーが発揮する力は弱くなります。カッパーナイタイは症例の違いや治療方法によって加える力を選択できるように多数のオプションがそろっています。

●より永久変形しにくく、より良いスプリングバックを持っています。
●同じ角度の変形量においてより弱い負荷を示すので、重度の叢生を持つ歯に装着することを可能にします。
●ヒステリシスが低く除荷時のカーブがよりフラットなので、歯の移動に適切な範囲のより持続的な力をさらに長く発揮します。
●負荷/変形の関係がより一定しており、ワイヤー1本毎の品質が一定しています。
●正確な変態温度を持ち、製品毎に一定した力を発揮します。これにより歯の移動に一貫した効率性が得られます。

治療初期の目標に早く達するための体系化したアーチワイヤー

カッパーナイタイは治療初期の目標に達するために必要なアーチワイヤーのフォース・レベルをもっています。

製品情報

27℃ 超弾性カッパーナイタイ

27℃ カッパーナイタイは生理学的な力の限界範囲の力を発揮すると同時に、一定した除荷時の力が得られるので、すみやかな歯の移動ができます。銅合金の負荷時の力は弱いので、結紮時に必要な力は他の超弾性ワイヤーよりも少なく、同時に除荷時の力は従来の超弾性ニッケル チタン ワイヤーと同等です。

27℃ カッパーナイタイ − オーソス、ブロード アーチ
27℃ カッパーナイタイ − トゥルー アーチ(ディンプル無し)

35℃ 温度活性カッパーナイタイ

35℃ カッパーナイタイはワイヤーが口腔内温度に達した際に中程度の持続的な力を発揮します。負荷時の力が弱いので、フルサイズのアーチワイヤーを治療初期に結紮することが可能です。ワイヤーが体温に達した時点における除荷時の力は、他の形状記憶ワイヤーよりも強く、より持続的です。フルサイズ ワイヤーの治療早期における使用や、体温において持続的な除荷時の力が必要な場合に、35℃ カッパーナイタイは有効なワイヤーです。

35℃ カッパーナイタイ − オーソス、ブロード アーチ
35℃ カッパーナイタイ − トゥルー アーチ(ディンプル無し)

40℃ 温度活性カッパーナイタイ

40℃ カッパーナイタイは間欠的な力を発揮します。口腔内温度が40℃を越えた場合に活性化します。最初に使用するワイヤーとして有効で、著しく転位した歯(犬歯の唇側転位のような)にも損傷や痛みを発生する力や好ましくない副作用もなく使用できます。来院間隔を長くせざるを得ず、歯の移動のコントロールが必要な場合に選択するワイヤーでもあります。

40℃ カッパーナイタイ −オーソス&ブロード アーチ

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