脆弱な材質の接着にエヌ・エックス・スリー
2022年 22号
NX3と2液性ボンディング材、「オプチボンドeXTRa」のご紹介
今回はKerrのレジンセメント、NX3(エヌ エックス スリー)と2液性ボンディング材、オプチボンドeXTRa(オプチボンド エクストラ)のご紹介です。
日本市場では現在1液性のボンディング材が主流で2液性のボンディング材を販売しているメーカーは少数です。
Kerrでは1液性ボンディング材(オプチボンド ユニバーサル)と2液性ボンディング材どちらも販売しており、自費診療などで特に強い接着強度を求められる時は2液性をオススメしております。
逆に保険診療では低コストである事や更なるチェアタイムの短縮も重要ですので、低コスト且つ1ステップ型の1液性ボンディング材も合わせて販売しています。
こちらの写真のように自費CAD/CAM冠の接着方法も非常に簡単です。
「ガラスセラミック等の脆弱な材料でも、きっちりと接着されていることで割れたり脱離したりするリスクを大幅に軽減できる」と言われています。
さらにNX3の特長は「硬化時間に猶予があり、余剰セメントが非常に取りやすい」ことです。
それは、「操作性が最も良く、非常に神経を使う補綴物装着時に、術者の苦労・ストレスを大きく軽減する」ことに繋がります。
Kerrの2液性ボンディング材のオプチボンドeXTRaとNX3は自費診療のクラウン接着用としておすすめいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。(担当者H)